逆流性食道炎の原因は食生活も大きく影響しています。日々の食生活が乱れていると、徐々に逆流性食道炎になるきっかけを作っていきます。

では、どういう食事の摂り方をしていると逆食の玄関口を作ってしまうかを紹介しています。

逆流性食道炎の引き金を作る原因例

原因その1:満腹で食べないと気が済まない

大抵の人は1日3食食べるわけですが、朝・昼・晩の食事において、常に腹一杯食べる癖があり、満腹で食べないと気が済まないような人は、胃の内部で圧力が高まっている時間が長いため、噴門が緩みやすくなってしまいます。

満腹を繰り返し繰り返し継続することで、噴門は徐々に緩んでいき、ついにはちょっとした事で逆流が起こりやすくなっていきます。気が付いた時には時既に遅しで、発症後すぐに食生活を改善しても、満腹が繰り返されてきた過去の積み重ねが影響し、緩んだままの状態となってしまいます。

逆流性食道炎を知らない、なったことのない人は苦しみや大変さが理解されていないので、満腹で食べることが悪いことだとは夢に思わないで過ごしていることでしょう。

原因その2:食後の過ごし方

食後2~3時間は横にならないは基本中の基本ですが、それだけではありません。座椅子、椅子などに座っていると胃を圧迫し逆流しやすくなります。

また、コタツなどでテレビやパソコンやスマホに熱中していると、ついつい集中してしまい長時間になったり、猫背になったりして、更に拍車をかけていきます。

こうした食後のサイクルを日々繰り返していくと逆流性食道炎の入り口を作ってしまう可能性があると考えます。

軽めの食事でしたら、食後すぐに座るのも当たり障りはないかもしれませんが、ある程度の量を食べた後は、30分でも1時間でも立っているのが一番良いと考えます。

原因その3:間食が多い

1日3食を食べた上で、朝と昼の中間地点の10時~、昼と夜の中間地点の15時~、晩飯を食べてから深夜~などに、菓子、煎餅、パン、デザートなどを間食する癖があると、胃が休まらない状況を作ってしまい、徐々に胃の機能が衰退していくと考えます。

勿論、間食が悪ではありませんが、行き過ぎた間食が問題です。間食する場合は、量を抑え加減することが大切です。

消化の悪いもの、甘すぎるもの、バターやショートニングなどが含まれているもの、餡子、などは特に量は最小限にとどめることが大切です。

原因その4:甘いものがやめられない

何かしらの甘いものを1日1回は摂取しないと気が済まないと、甘いものを深追いしてしまいます。

「糖反射」と言われるものがあり、胃の中に糖質が入った時に胃の動きがピタッと止まる現象が起こります。この現象がある以上、甘いものを摂るタイミングは、食前や食後ではない方が良いでしょう。

通常のご飯と甘いものをセットで食べるということは、糖反射で、胃の蠕動運動が止まるので、消化がなかなかされない、胃がもたれるなどが起きてきます。

甘いものを摂るなら食後3時間くらい間隔をあけた時が望ましいでしょう。昼の12時に昼飯を食べて、15時に甘いものを食べて、晩飯は18時以降のサイクルにすると3時間ずつ間隔が空きます。

逆流性食道炎ではない人であれば、食前食後に甘いものを食べても、それほど影響はありませんが、逆流性食道炎の人は、甘いものと、ご飯をセットで食べるのは症状悪化に拍車をかけるのではないかと考えます。

原因その5:肥満

肥満の人は、腹部の脂肪組織が胃を圧迫して逆流がおこりやすいです。

太る人は、食べ過ぎて運動しない傾向がみられます。お腹が出ている状態で、好き勝手に毎日食べ過ぎ飲み過ぎを繰り返し、運動もろくにせず、食後は寝っ転がったり座ったりなど不規則な生活を過ごしていると、1~2年で急速に逆流性食道炎を発症することもあります。

肥満というだけで、座った状態では肥満でない人に比べて胃を圧迫しやすい状況にありますので、逆食の進行を早めると考えられます。その為、お腹が出ているのは危険信号ですので、お腹を引っ込ませることは大事なことです。

お腹が出ているうちに逆食になってしまい、発症後に痩せても逆流性食道炎を治していくのは難しいです。ですから発症する前にお腹を引っ込ませることは非常に重要となります。